■boolean(論理値)
※小文字が一般的!?
- true
- false
PHPでfalseとみなされるのは以下の通り
- 整数値0
- 浮動小数点値0.0
- 空の文字列
- 文字列’0′
- 要素数0の配列
- 空のオブジェクト
- NULL
但し、複雑な型変換を覚えるのはいささか面倒なので、以下のような型変換が起こらないコードを書く癖を付けた方が良い。
if($bool === true){ //code }
■int(整数値)
-2^32~2^32-1を範囲とするがプラットフォームによって異なる。正確には、使用したCコンパイラのlong型と等しくなる。
表記法
- 10進法
- 一般的な十進数表記
- 8進法
- 0を頭につけなければならない
- 16進法
- 0xを頭につけなければならない
■float(浮動小数値)
1.7E-308~1.7E+308を範囲とするがプラットフォームによって異なる。精度は15桁。使用したCコンパイラのdouble型と等しくなる。
表記法
- 通常の記法
- 0.87,18.257
- 指数表記
- 2E7,1.2e2
注意点としては、近似値である事を常に考慮しなくてはならない。以下のコードを実行すると
<?php print((0.1 + 0.7) * 10); ?>
8が表示されるように思えるかもしれないが、実際には7.999999が表示される。計算の精度を上げる必要がある場合は、BCMathなどの拡張モジュールを使用する。また数値は予想される値が入っている事を期待してはならない。
■Strings(文字列)
正しくはバイナリデータの集合
リテラル
$str = 'Hello World'; print("$str, John!");//Hello World, John!が表示される print('$str, John!');//$str, John!が表示される
■型変換について
以下のように、型を強制的に変換することができる
<?php $x = 3.14; print((int) $x);//3 ?>